2020年6月21日 日曜日(東京では16時~18時) 部分日食が起きるとき、太陽を直接見ると目がどうなるのか? 実際の症例写真を交えてyoutubeで無料解説しました。
【記事提供:valuepress】
2020年6月21日に日本全国で部分日食が起こります。
日食の正しい見方だけでなく、もし間違って日食をみると
実際にどのように目に障害がでるのか?実際の症例を交えて解説しています。
部分日食とは
月が太陽の前を横切るので太陽の一部が隠される現象をいいます。
この天体ショーを見ようと多くの人が空を眺めます。
国立天文台によると次回日本全国で部分日食が見られるのは
2030年6月1日つまり約10年後とされています。
目の危険性
日食を見ると目の網膜に光が集まり網膜がダメージを受けます。特に視力に関連する黄斑という部分に障害がおきます。日光網膜症などと言われて数多くの報告がなされております。各分野から注意喚起がされるにもかかわらず日食のたびに直接太陽をみて網膜に障害を残す患者さんが現れます。
このように光による目の障害は日食以外にもLED、レーザーポインターなどが報告されていて今後も注意が必要といえます。
この動画をアップした動機
サングラスをしていれば大丈夫、わずかな時間なら大丈夫などという誤った知識が蔓延していて今回も多くの被害を生む可能性があります。それを避けるため、またもし間違って日食を直接見てしまった人が早期に発見して治療するにはどうすればいいのか?
それを知るための方策をお伝えして少しでも目を守りたいという思いから動画を作成。
平松類プロフィール
東京都江戸川区 二本松眼科副院長 眼科専門医・医学博士
昭和大学兼任講師
著書に「黄斑変性・浮腫で失明しないために」(時事通信出版)
「1日3分見るだけでぐんぐん目がよくなる!ガボール・アイ」
(SBクリエイティブ)
など著書多数。ニュース番組での医療コメントや健康番組など出演多数。
新聞・雑誌等メディア履歴多数。
外部リンク
6月21日部分日食で目の注意点を眼科医が解説